53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

キャリア

旅の終わりに - 2020年8月4日

2月の終わりに突然会社から退職勧奨をうけてから5ヶ月、やっと新しい仕事がきまり9月から働くことになった。 自分のなかでは長い旅立った。着地は見えてないまま、このブログでほぼリアルタイムで出来事、思ったことを書き綴ってきた。たぶん全部が終わっ…

オファー(失業61日目)- 2020年7月31日

お台場のホテルで巣篭もり中だった。時間に縛られず、お腹がすいたら食べ、ねむくなったら寝る。そんな時間を過ごしていた。 夜中に目が覚める。午前2時半、港のオレンジの明かりが綺麗に輝いていた。 窓をあけてバルコニーから海風を入れてみる。涼しくも湿…

2回目の認定日と巣篭もり(失業60日目)- 2020年7月30日

日本ベンチャーのインタビューから一夜が明けた。 いつものように早朝のウオーキングにでる。頭の中で昨日の様子をひとつずつという思い出してみる。いくつか、ここはよくなかったなという反省が呼びるとともにCEOが最後に言った「ここがあなたの次のキャリ…

日本ベンチャーの外人COO(失業58日目)- 2020年7月28日

7月の4連休はすこしリラックスして過ごした。いつもなら、週明けに予定している日本のベンチャー企業との最終面接にむかって頭から湯気をだすように準備をしているのだが。。。前回も書いたがウイリアム ・ブリッジスの「トランジション」を読んでから少し…

「トランジション」の意味(失業47日目)- 2020年7月16日

悶々と、どうにも暗闇で足踏みをしている気持ちをこらえながら、ウィリアム・ブリッジズの「トランジション」を読んだ。 ブリッジズはもともと英語教師であったが、自分の仕事に意味や目的を見出せず、学校をやめて、キャリアコンサルタントに転職し、キャリ…

暗闇の中の足踏みと「トランジション」(失業46日目 )- 2020年7月15日

先週の日系ベンチャーのアメリカ支社面接から一週間がたった。連絡はまだない。ここ数日、胸が締め付けられる鬱屈した感情が積もってきていた。過去経験からいって、面談の結果連絡に時間がかかった案件でうまく行ったことはない。何かうまくいかなかったい…

日本法人のアメリカ支社(失業38日目)− 2020年7月8日

先週水曜に、初回の失業認定にハローワークに行ったが週明け火曜日には最初の失業手当が入金されていた。コロナ禍でもろもろの手続きが滞るという話を聞く中でとてもありがたい。本当に公務員の方々には頭が下がる思いである。 そして今日は朝から日経ベンチ…

初回認定日(失業32日目)ー2020年7月2日  

7月1日 初回の失業保険認定日のため、ハローワークに行った。失業保険の支給条件は大前提として保険適用期間中に就職活動を行うことが必須なので4週間毎にハローワークにいって、就職活動の内容、また期間中にアルバイトなどで働いた日があったかというよう…

4度目の不採用 (失業18日目) - 2020年6月18日

今週も月曜、火曜とインタビューがあった。一つは大手グローバルIT企業のマーケティング責任者のポジションだった。シンガポール在住のそのポジションの常時となるディレクターとのインタビューがあった。インド系。苦手である。別に人種的な偏見はかけらも…

怒涛の一週間(失業14日目) - 2020年6月14日

先週は、リクルーターとのインタビュー、外資系企業の人事担当者、日系中堅企業の面接が2度、日系ベンチャーとの面接と週5日、怒涛のインタビュー週間だった。面接に際してはそれなりの準備をしなければならないので、日替わりでそれが毎日くるというのはか…

年金、保険、手当(失業4日目) - 2020年6月4日

会社から、退職2日目に離職票が届いた。子供の扶養異動を妻の会社にするので至急、離職票がほしいと事前に交渉していたので素早い対応で助かった。 まず、ハローワークに向かう。時節柄、そこそこ混んではいたが、接触時間をさげるためか、かなりの人手を使…

New Chapter (失業1日目)- 2020年6月1日

最終出社日後、退職に必要な書類を揃えて会社に送った。これですべて終わった。でも、もう振り返る気持ちはかけらもない。あとは前を向いてすすむだけだ。 少し真剣に、もし就職がうまくいなかい場合のことを考えはじめていた。しかし、たぶん大きく違うこと…

最終出社日ー2020年5月27日

会社へPCの返却と私物の整理に2ヶ月ぶりに出社した。 人事からの説明会で受けたインストラクションどおりにPCのデータを会社の所定ツールで全削除して部署のアシスタントに返却する手順だったが、会社から渡されたマニュアルは全く役立たずで削除するための…

少しの後悔 - 2020年5月22日

会社から退職についての説明会がオンラインで開催された。ちょっと残酷なのは誰が今回リストラにあったかがお互いにわかってしますことだ。Skypeでやっているので、例えばゲスト参加機能を使って匿名で入らせるというような配慮はないものか。 また手続きに…

3度目の不採用 - 2020年5月18日

金曜日の夕方、待っていた国産ベンチャーの面接結果が届いた。 結果は不採用。 メールには他の候補者を採用する旨がやんわり書かれていた。社長との最終面接は非常に盛り上がっていたので、どこかに落ち度があったとは思わない。1回目の外資IT企業、2回目の…

もやもや -2020年5月13日

ベンチャー社長との面接から一夜開けた。結果は一両日中に連絡するとのことだった。最終面接は、求職活動をはじめてから3回目だった。一次、二次面接くらいの時にはあまり焦りはないのだが、最終面接というのは自分も気持ちをいれて準備をしているので終わっ…

ベンチャー社長との面接 -2020年5月12日

ゴールデンウィーク前に受けた面接はパスし、明けの翌週、社長との最終面接になった。この会社は某有名コンサルティング会社を退職してこの社長が自分のビジョンを実現する為に約5年前に設立した会社だ。初めは企画職の求人で見つけた。この会社の名前は知ら…

友からの電話 -2020年5月8日

ゴールデンウィークのインストラクター講座を終え、来週の面接までは5日ほどあるので、木金は数日遅れの休暇をとることにした。休暇といっても、もう引き継ぎは済んでおり、会社は求職活動に専念してよいという有休扱いになっている。前にも書いたように求…

新しい学び -2020年5月5日

(過去の出来事の記事化が完了しましたので、今日からリアルタイムになります。) Stay Home Weekを使って、4月初に申し込んだ世界的に有名な思考法のインストラクター認定コースを受講した。 もちろん求職活動は続けるが、将来のために資格取得したキャリア…

日本企業 - 2020年4月30日

日本企業の案件も3件ほど入ってきた。いずれもここ2−3年に創業したベンチャーだった。現在、ジュニアレベルのマーケティング担当がいるが、ビジネスの拡大とともにマーケティングの組織づくりができる人材が欲しいとのことだった。 外資、とくにIT関連で長ら…

台湾企業- 2020年4月17日

4月に入ってたまたまだが、二件の台湾企業の求人案件があった。一件はまだ設立2年目のベンチャーでLinkdinからアクセスがあった。一人でマーケティングプログラム全般を設計、実施をする役割だ。日本法人にも日本語の話せる台湾人、中国人が働いているが日…

コロナ禍の求職活動-2020年4月10日

3月末、ますますコロナ禍が長期化の様相になってきた頃、ピタッとリクルーターからのコンタクトが止まった。いくつか直接応募した会社からも「現在 コロナ禍による緊急事態宣言中のため採用活動を休止しております。」というメールをもらった。 一方で4月に…

退職同意 - 2020年4月1日

3月30日 新しいポジションへの社内公募期間がすぎ、退職同意書が送られてきた。すぐに弁護士に書類をスキャンして送った。翌日、弁護士から内容についてのチェックが終わったとメールがあり、秘密事項の開示制限などはあるものの、競合他者への就職など特に…

転職サイトとエージェント - 2020年3月27日

自分のスキルアップの目標、長期的な視野での具体的なアクションプランを立てながらも、一方で粛々と求職活動をすすめていた。 ここで個人的に特に中堅、管理職以上を対象にした転職サイトやエージェントについて私見を書いておこうと思う。 長年、外資系に…

自分を磨くー 2020年3月25日

DaiGo氏の「運はあやつれる」と酒井としお氏の「どん底からの大逆転」を読んで学んだことの大きなひとつは「先の状況に対処しながら、今の小さなチャレンジを広げていく」ことだった。 世の中はコロナでもう緊急事態制限を出して人々の移動を制限し、感染の…

小さな変化と軌道修正 - 2020年3月24日

会社の退職を決心し、転職サイトにも登録した。 月曜から一週間、残っている有休で休みをとった。そして日曜日にブックオフで偶然見つけた2冊の本、DaiGo氏の「運はあやつれる」と酒井とし夫氏の「どん底からの大逆転」を貪るように読んだ。 DaiGo氏はメン…

ほのかな光 - 2020年3月22日

不採用の通知から、数日いろいろな転職サイトなどで求職案件をさがしてみる。知っている会社もあるにはあるが、やはりスタッフレベルの募集案件が多い。自分としてはイチ担当者としてやっていくことに全く抵抗はない。 10数年前、大手IT企業を退職して友人の…

 暗いトンネルの入り口 - 2020年3月12日

不採用の連絡を受けてから一夜が開けた。昨日の夜はいろいろ思いを巡らしたが決して落ち込むようなことはなかった。少しヤケ酒をあおったが深く眠れた。 いつものように5時に目覚めメールを軽くチェックしてランニングに出る。 コロナウィルスの感染被害も日…

不採用 - 2020年3月12日

いつもより早く目が覚めた。昨日の採用試験の疲れがすこし残っている感じは会ったが、比較的目覚めはよかった。 いつものように朝のランニングに向かう。昨日の採用試験の様子がフラッシュバックする。結果のことを案じることから逃げるように、採用内定した…

戦いの日 (その2)- 2020年3月11日

第一部のビジネスプレゼンは散々だったが、自分の考えが至らなかった部分はそのまま素直に受け入れ真摯にフィードバックをうけた。当然、結果を求められる入社試験であるものの、もし入社が決定すればこの人たちと働くことになる。だから、決して言い繕いや…