53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

転職サイトとエージェント - 2020年3月27日

自分のスキルアップの目標、長期的な視野での具体的なアクションプランを立てながらも、一方で粛々と求職活動をすすめていた。

ここで個人的に特に中堅、管理職以上を対象にした転職サイトやエージェントについて私見を書いておこうと思う。

長年、外資系に勤めているとやはり一番、オープンポジションの情報が見つけやすのはSNSの「Linkdin」である。このSNSはグローバルサイトで海外では主にビジネスパーソンの発信や情報交換の場になっているが、日本では、ほぼほぼ外資系求人サイトの用をなしている。こちらにプロフィールをつくって、時々記事投稿などをしておくと、ちょくちょく人材エージェントからポジションのお誘いなどの声がかかることがある。また求職活動中のフラグをあげておき、有料会員に(月6000円強と決して安くはないが)なっておくと様々な求人やリクルーターへのアクセスが可能になる。ただし、やりとりはほぼ80%英語であるし、募集人材もビジネス英語が遜色なく使えるレベルを求められる。

ビズリーチ」これも有料(月4980円)サービスだが、掲載企業の採用温度は高い気がする。後述するが、ただしここに登録しているエージェントには、まともな扱いをうけたことはない。ただ、企業からの求人も多く企業に直接応募するには大いに使えると思う。

最近、出てきた「転機」というサイト。これは主に管理職クラスのマッチングサイトである。どちらかというと、いい人材を発見して取引企業に売り込むタイプのサービスのようなので現在のようなコロナ不況下では難しいかもしれない。

あとは、リクルートなども「キャリアカバー」等ハイクラス向けに展開しているが、彼らは複数のエージェンシーを持っているので、あまり積極的にサイトでビジネスを展開しているようには見えない。

次にエージェントについてだが、前述の通り、外資IT企業に勤めているといろいろと見知らぬ人からオープンポジションの誘いがある。主なパターンとしては、①具体的なポジションの話を提示してくるケース、②こういう話があるんだが、現在の状況と詳細な経験を知りたいというケース、③そして自分の今後の仕事のネタとしてコンタクトしてくるケースがある。

転職市場がそれほど活発でなかった15年くらい前までは、いわいるヘッドハンターという人がクライアントの要望にしたがって人を探して引き抜くケースもけっこうあったが、今、雇用が流動化するなかで人材会社のリクルーターの数も増えてきていろいろなタイプが増えてきたと思う。多くは期待を持たせる話をしてきて履歴書を要求してくるがその後、全く音信不通になるケースだ。ここ数年、ほぼ8割くらいのルクルーターはこんな感じだった。これまでのキャリアで30人以上のリクルーターと話をしてきたが、いまだに親しく連絡しあっているのは2−3人だ。

しかしながら、コロナの経済不況の中で求職市場も冷え切ってきた様相をみせてきた今、こちらもいろいろアンテナを広げて、リクルーターとも割り切った付き合いを積極的にするべきだと思っている。

毎日、求人サイトのは目を通し、自分の能力と募集スペックがあっているものには積極的に応募するようにしている。

待っているだけでは、何も始まらないのだ。

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