53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

新しい学び -2020年5月5日

(過去の出来事の記事化が完了しましたので、今日からリアルタイムになります。)

Stay Home Weekを使って、4月初に申し込んだ世界的に有名な思考法のインストラクター認定コースを受講した。

もちろん求職活動は続けるが、将来のために資格取得したキャリアコンサルタント国家資格をビジネス化していく準備は並行してやっておこうと思っている。また、求職活動は、残念ながら毎日なにかの案件に取り組むことがあるわけではなく、暇な時間が結構できる。そういう時ほど心が後ろ向きになり、鬱な気持ちになることがある。気持ちを前に向かせるためにも、長期的な視野でコツコツと小さな変化、歩みを続けることが大切になる。

さて、この思考法のコースを選んだのは、キャリアコンサルタント活動に使うことができるとおもったからだ。コンサルティングの基本メソッドとして、過去の自分を振り返って自分の中にある大切な価値観や自分らしさを見つけていくプロセスをとるので自己発見ツールは様々なものがある。僕も資格講座や様々な研究会で学んできたが、自分の未来のビジョンや夢を描くて適切なツールが見当たらなかった。

この思考法は脳の中の働きを再現することで新しいアイデアやそのアイデアに連鎖するもの、事を可視化、整理することで頭の中で漠然としていた考えをクリアにし、行動を変えるというものだ。企画業務に長く携わっていたので、この思考法の本を読んで見よう見まねでやってきたがこの際、人に教えるレベルを学びたいと思って公認インストラクターコースを受講することを決めた。

コースは6日間 約35時間のワークショップが行われた。コロナ禍のなか開催が危ぶまれたが、Zoomでオンライン開催を試してみようということになり無事の受講できた。大学生になった長男に書斎を受け渡したこともあって、家でどうやってやろうか考えたが、察した息子が一週間 部屋を譲ってくれた。今の僕の状況を心配してくれている。本当にありがたい。

この6日間は、仕事の事を忘れてコースに集中した。久しぶりに脳をアクセル全開で動かした。人間は脳は25ペタバイトの容量(ITBのパソコンで25万台分)があり。たった20Wのエネルギーで動かしている。そして、たったの10%しか使っていないと言われている。ワークショップでひっしに動かしている事でどんどん頭がさえていった。事実、授業が終わったあとは疲れているはずなのだが、夜になると無性に本が読みたくなった。脳の10.005%くらい使えるようになったかもしれない。

5月5日午後5時 修了式とともに講座が終わり認定書の書類にサインした。そのあと受講者、インストラクターで今はやりのZoom打ち上げ飲み会が行われた。

面接以外、家族以外の人と話すのは2ヶ月ぶりだった。

酒のちからもあって一人でひたすらしゃべってしまって顰蹙をかってしまったかもしれない。でも2ヶ月たまったのオリのようなものが体からすべて出ていった気がした。

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