53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

3度目の不採用 - 2020年5月18日

金曜日の夕方、待っていた国産ベンチャーの面接結果が届いた。

結果は不採用。

メールには他の候補者を採用する旨がやんわり書かれていた。社長との最終面接は非常に盛り上がっていたので、どこかに落ち度があったとは思わない。1回目の外資IT企業、2回目の台湾企業、どちらも敗戦の理由は明白だった。今回は相性としかいいようがない。ただ、現行年収を最後になって人事に聞かれたのはマイナス材料に思えた。こちらは妻も働いているので年収ダウンはある程度織り込んでいる。そういうつもりで求職活動をしているわけではあるが、どうも国内企業だと転職回数と現行年収が障害になってくる。外資の場合、転職を重ね、キャリアアップしてくるのは当たり前だし年収の上下が問題になったことはない。

週末は、ほんの少し心を痛めてすごした。なんせ最終面接に上がっていくというのは、それなりの勉強と対策をする時間を積み上げていくのだ。それが不採用でリセットされる。そこでの勉強は確実に次に時にプラスにはなっていくが、気持ちは正直しんどい。でもこれに慣れなければ前には進めない。

インストラクター資格もとって具体的な学習目的がなくなったので、オンラインの英語学習プログラムを週末は試してみた。やっぱり自分は外資で生きるしか道がないのかなという諦めを自分を磨くポジティブな方向に転換するためだ。

候補はBizmateというビジネス英会話に特化したサービスとEducation Fastという世界的な教育ベンダーのEnglish Liveというサービスだ。

Bizmateは1:1で1日25分、主にフィリピンのネイティブスピーカーと英会話のレッスンができる。インタビューやプレゼンテーションなどに特化したコンテンツもある。

一方、English Liveは1:1のレッスンの他、世界中の受講者とのグループレッスンも提供される。トライアルでグループレッスンをやってみたが、上級クラスは、ほぼ内容がディスカッションで、電話会議などの実践的なトレーニングになる。またオンラインでの作文の宿題添削などもプログラムで提供される。

結局、月曜にEnglish Liveに申し込んだ。月額8000円程度なのでコスパは悪くない。6月からは海外とのメールのやりとりや電話会議はなくなるので、インタビューに備えて毎日勉強しよう。

 

そして、午後になって不採用になったベンチャー企業で面接をしていただいた社長、役員に手書きのお礼状を書いた。

1回目の不採用の時に始めた習慣だが、一期一会を大切にする気持ちと踏ん切りをつけるためにやっている。

手紙を投函したら気持ちがすっきりした。またこれで前を向ける、そんな思いがあふれてきた。

自宅に帰ってメールをチェックする。

数週間前に応募した日系企業から面接をしたいというメールがあった。

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