53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

4度目の不採用 (失業18日目) - 2020年6月18日

今週も月曜、火曜とインタビューがあった。一つは大手グローバルIT企業のマーケティング責任者のポジションだった。シンガポール在住のそのポジションの常時となるディレクターとのインタビューがあった。インド系。苦手である。別に人種的な偏見はかけらもないのだが、いままでにインド系の人とインタビューでうまくいった経験がない。なにかリズム感が交わらないのだ。今回もそんな感じでいい感触のかけらもなく終わってしまった。火曜日は、外資系の人事の人と募集している仕事の内容についての話だったが、こちらも噛み合わないうちに終わってしまった。先には進めないだろう。

そんな中、悶々とストレスを感じてくる。もう職探しのルーティンが3ヶ月続いている。自分の中で気持ちの強弱をつけることが難しくなる。といって、世の中的も全てを忘れて気晴らしをするような雰囲気にもないことが一層ストレスを募らせる。

木曜日、先週金曜に最終面接があった日系企業から不採用の連絡が届く。

もう最初の15分ででた

「あなたのような経験豊かな方がうちの仕事で満足できるのだろうか?」

というセリフでだめだなと思っていたので、がっかり感はまったくなかった。

ただ、送られてきたメールを見てますます不可解な気持ちになった。

選考結果を長らくお待たせしており申し訳ございません。慎重に協議させて頂きましたが、ご期待に添えない結果となりました。
弊社にとって非常に魅力的なご経歴やスキルをお持ちでいらっしゃり、また、お仕事における信念にも、強く共感いたしました。ただ、弊社で現在募集させていただいているポジションは、貴殿が十分にご活躍いただける場所ではないと感じましたので、長らく、ご活躍いただける体制やポジションをご用意できないか、社内で調整・検討をさせていただいておりました。結果として、やはりご活躍いただけるポジションのご用意がどうしても難しいとのことで、この度、上記判断をさせていただきました。」

もっとスキルがないほうが雇いやすいと言うことなのか?

最初から、人事との話の中で給与レベルは問題ないという話だったので、それが理由と思えないし、面接でも終始一貫した話かたをしていた。オーバースペックならば最初からそうだったはずだ。ありふれた言い方でいうと縁がなかったということなんだろうか?

費やした数週間とエネルギーが精神的にきつい。なかなかうまくいかないのだ。

 

一方で夜、エージェントから一件、外資IT企業の人事からポジションの紹介があった。

まだまだこのルーティンは続きそうだ。

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