53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

怒涛の一週間(失業14日目) - 2020年6月14日

先週は、リクルーターとのインタビュー、外資系企業の人事担当者、日系中堅企業の面接が2度、日系ベンチャーとの面接と週5日、怒涛のインタビュー週間だった。面接に際してはそれなりの準備をしなければならないので、日替わりでそれが毎日くるというのはかなりなエネルギーを消耗する。そして一つ終わると頭を切り替えて次の企業の準備をしなければならない。本当にきつい。

外資企業に関しては、これから5、6段階のインタビューがあるという話だった。いろいろな立場の人とのインタビューがあるので(さらにほぼ英語)かなりの準備と心の強さが必要になる。日系ベンチャーは、うまくいったが、その後、逆に来週同日に3人続けて面接をしたいという連絡をもらった。来週も大変な日々になりそうだった。

一方で日系中堅企業は2回目、3回目の面接があった。金曜日の3度目の面接は人事担当役員でほぼファイナルということだった。

人事役員ということだからか、非常に人当たりの良さそうなひとだった。話は順調に進んでいったが20分ほどたって、彼の一言から流れが変わった。

「あなたのような経験豊かな人が、うちのこのポジションで満足できるのだろうか?」

汗が吹きだしてきた。それ以降、話のリズムがおかしくなってしまった。

面接は1時間で終わったが、最後の30分はあまり覚えていない。外資では足りないところを指摘され、国内企業ではオーバースペックすぎると指摘される。

なかなかうまくいかないものだ。

この中堅企業は、途中であった自分の部下となるべき社員の人たちがすごく優秀でいい感じの人たちだったので本当に残念な気持ちいっぱいだった。

また心が折れた。

週末は全てを忘れて映画や音楽を聞いて過ごした。気持ちを切り替える。それしかなかった。

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