53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

退職同意 - 2020年4月1日

3月30日 新しいポジションへの社内公募期間がすぎ、退職同意書が送られてきた。すぐに弁護士に書類をスキャンして送った。翌日、弁護士から内容についてのチェックが終わったとメールがあり、秘密事項の開示制限などはあるものの、競合他者への就職など特に…

転職サイトとエージェント - 2020年3月27日

自分のスキルアップの目標、長期的な視野での具体的なアクションプランを立てながらも、一方で粛々と求職活動をすすめていた。 ここで個人的に特に中堅、管理職以上を対象にした転職サイトやエージェントについて私見を書いておこうと思う。 長年、外資系に…

自分を磨くー 2020年3月25日

DaiGo氏の「運はあやつれる」と酒井としお氏の「どん底からの大逆転」を読んで学んだことの大きなひとつは「先の状況に対処しながら、今の小さなチャレンジを広げていく」ことだった。 世の中はコロナでもう緊急事態制限を出して人々の移動を制限し、感染の…

小さな変化と軌道修正 - 2020年3月24日

会社の退職を決心し、転職サイトにも登録した。 月曜から一週間、残っている有休で休みをとった。そして日曜日にブックオフで偶然見つけた2冊の本、DaiGo氏の「運はあやつれる」と酒井とし夫氏の「どん底からの大逆転」を貪るように読んだ。 DaiGo氏はメン…

ほのかな光 - 2020年3月22日

不採用の通知から、数日いろいろな転職サイトなどで求職案件をさがしてみる。知っている会社もあるにはあるが、やはりスタッフレベルの募集案件が多い。自分としてはイチ担当者としてやっていくことに全く抵抗はない。 10数年前、大手IT企業を退職して友人の…

 暗いトンネルの入り口 - 2020年3月12日

不採用の連絡を受けてから一夜が開けた。昨日の夜はいろいろ思いを巡らしたが決して落ち込むようなことはなかった。少しヤケ酒をあおったが深く眠れた。 いつものように5時に目覚めメールを軽くチェックしてランニングに出る。 コロナウィルスの感染被害も日…

不採用 - 2020年3月12日

いつもより早く目が覚めた。昨日の採用試験の疲れがすこし残っている感じは会ったが、比較的目覚めはよかった。 いつものように朝のランニングに向かう。昨日の採用試験の様子がフラッシュバックする。結果のことを案じることから逃げるように、採用内定した…

戦いの日 (その2)- 2020年3月11日

第一部のビジネスプレゼンは散々だったが、自分の考えが至らなかった部分はそのまま素直に受け入れ真摯にフィードバックをうけた。当然、結果を求められる入社試験であるものの、もし入社が決定すればこの人たちと働くことになる。だから、決して言い繕いや…

戦いの日 (その1)-2020年3月11日

あっという間に採用試験の朝がきた。寝酒のワインが効いて短いながらも深い睡眠が取れた。 5時におきて、いつものランニングに出かける月が雲の間から光り輝いていた。なんかパワーのある光に感じた。月を見ながら西の方へ走っていく。20分ほど走ると公園に…

前夜〜自己効力感 - 2020年3月10日

あっという間に面接試験前日となった。一週間必死で勉強した。キャリアコンサルタントの国家試験以来、こんなに勉強した。 コロナへの感染予防の観点から会社は全面的に在宅勤務となった。毎日のルーティーンは、朝5時に起きて小1時間ランニング、自宅から…

必死 - 2020年3月4日

ヘッドハンターに紹介された会社の採用試験の日付が決まった3月11日12時から半日の予定だ。実はすでに社長とは会っていて面談は好感触だった。ヘッドハンターからもいい評価だったと聞かされていた。しかしながら、このポジションはアジア本社にレポートする…

 退職プログラムの確認〜人事部長へのメール-2020年3月2日

弁護士のアドバイスにしたがって、不明な事項を人事部長にメールした。ポイントは会社の正式な回答として返信をもらうこと。要約すると 1、社内公募を参照して異動を検討する期間中に求職活動をしてもいいか 2、もし社内異動検討期間中にオファーをもらっ…

53才の誕生日 -2020年3月1日

少し僕が何者なのか、書いておこう。 1967年生まれ、今日53才になった。 妻は広告営業としてフルタイムで働いている。子供は3人。大学生(男)、中学生(女)、小学生(男)を5才ずつはなれている。とても仲がいい。 妻とは今年で結婚27年目。アメリカに留学…

弁護士との面談 - 2020年2月28日

弁護士事務所は恵比寿にあった。面談時間は30分、初回の法律相談は5000円と聞いていたので、もう一度、会社から渡された通知書、書類を熟読し疑問がある事項をまとめた。 弁護士にものを頼むと言うのは何となくハードルが高い感じがしていたが、やはり専門家…

混乱 - 2020年2月27日

退職勧奨の通告をうけた夜、眠れなかった。 酒をあおって寝てしまおうと思い、布団に入って目をつぶったが頭の中にはぐるぐるといろんな思考が巡っていた。とにかく、怒りの感情がおさまらない。どこにこの気持ちをぶつけていいのかわからない。なんどもiPho…

通告 - 2020年2月26日

新型コロナウイルスが中国で猛威を震わせていた頃、外資系企業である我が社は早めの自宅待機状態を作り始めていた。特に顔をあわせる会議が必要ない場合、自宅での勤務を許可され、僕も家で仕事をしていた。 2月25日 53才の誕生日を5日後ひかえて子供達が「…