53才のリアルタイム リストラ日記

突然 リストラを通告された53才 サラリーマンの物語をリアルタイムでお伝えします。

少しの後悔 - 2020年5月22日

会社から退職についての説明会がオンラインで開催された。ちょっと残酷なのは誰が今回リストラにあったかがお互いにわかってしますことだ。Skypeでやっているので、例えばゲスト参加機能を使って匿名で入らせるというような配慮はないものか。

また手続きについても、人事も理解していないことも多くて、調べて後日回答ということが多々あった。こういうことは、お互い一回でスッキリやりたいのにこのざまだ。

保険、年金、失業保険の手続きと6月に入ると様々な手続きをしなくてはいけなくなる。一方で、今は一番時間のある時期だ。

いくつか、エージェントから提案を受けた案件があるが、いまいち自分の経験とぴったり来ない。一方でその求人票にあるキーワードの中で自分として知識の浅いものをひろって、本を読み漁ったりする。そういう学びの中でいろいろな発見がある。実際、仕事をしていることは、何かこれを勉強しておかなくてはダメだなと思っても、今はインターネットで概要だけはすぐに調べられるのでそれで終わったしまうことが多かった。ましては本を買ってきても積読にしておくだけで先延ばしにしていた。

今は時間があるので、一冊の本に止まらず、そのキーワードの関連書を次々読む。マインドマップのインストラクター資格取得の講座のなかで、読書法も学んだことにより300−400ページを2時間くらいで読めてしまう。頑張れば、1日3冊くらいは普通に読めてしまう。

そんな中で心に浮かんでくるのは、不採用になった3回の最終面接だ。特に1回目は自分のビジネスセンスのなさで落っこちたことは明白だった。それから2ヶ月の勉強で今なら、もっとうまく組み立てができると思っていた。

後悔先にたたず。。。

しかし、失敗したことで、時間ができたり、足りないことを発見して学習していく機会を得ているわけだし、なかなか難しい問題だ。

一方でこういった必要な知識を身につけないままに就業できていた時、いつか困難にぶち当たることだってあるはずだ。人生は難しい。

今は自分を磨くこと、力をつけること。それしかないのだろう。

少し寒い朝の空気を感じながら、ランニングへと出かけていった。

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